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[新闻] 提问:关于火纹的历史


















漫画共16卷 作者:大泽美月

目前小说尚未找到正式版本。但同人不少。


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帖一段圣战系谱子代的:

1 光を継ぐもの
 シアルフィのシグルド公子は逆賊の汚名を着せられたまま、彼と共にここまで歩んできた多くの聖戦士の血を引きし者と共に処刑された。  その虐殺に直接手を下したヴェルトマー公国のアルヴィス卿は自らが画策していた通りにグランベル王国の全権を手中にした。彼は自分の意に従おうとしなかった北のシレジア王国を武力で滅ぼし、また、長年病の床にあった王が帰らぬ人となり、それを継ぐべき公子も先の戦の中で倒れて混乱するレンスターを統治下においた。
 これにより、アルヴィス卿は先立って併合していたヴェルダン王国、アグストリア諸侯連合とともにユグドラル大陸統一の偉業を成し遂げたのである。そして、国民の圧倒的な支持によってグランベル帝国を興し、初代皇帝の座に就いた。

 十七年の時が流れた・・・・
 かつては皇帝を熱狂的に迎えた帝国市民もも、圧政に苦しむうちに陰で批判の言葉を口にするようになり、帝国の支配下にある辺境の国々では人々は奴隷同然の生活を強いられていた。

 東の辺境の地、イザークでも、アルヴィス卿と手を組むランゴバルト公の息子ダナンの支配下に置かれ、重税にあえぎ、また、帝国が保護する宗教であるロプト教の司祭達によって時折実行される子供狩りのために血の涙を流してきた。
 しかし、イザークの人々には希望があった。北方の隠れ里ティルナノーグでは今は亡きマナナン王の孫であるシャナン王子が開放軍を組織し、勢力を増していたのである。そして、彼のもとには・・・・

  **********

 「母さま、寒くはありませんか。」

 洗い晒しの僧侶のケープを羽織った金髪の少女が丸太で作った腰掛けに並んで座っていた母親に声を掛けた。

 「ええ。大丈夫。」

 同じく僧侶のケープを羽織った少女の母親は花のように美しい顔をほころばせた。

 「・・・・ラナ、きれいな星空ね。」

 すっと夜空を指さす。

 「あの星の名前、覚えていますか?」

 少女はこっくりした。

 「はい、春告げ星。春の女神さまが持っていらっしゃる花束の星でしょ?母さま。母さまから星のお話を何度もきいたからラナもいっぱい覚えられました。母さまも母さまの母さまから伺ったの?」

 母親は笑った。

 「母さまはね、シアルフィ公国のエスリン様にいろいろ教わったのです。昔、私がラナより少し小さい頃に、シアルフィのお城に遊びにいったことが幾度もあって・・・・あの時にはエスリン様のお兄様、シグルド様も一緒だった・・・・シグルド様は聖戦士バルドの血をひいていらっしゃるのに猛々しいところはちっともなくて、優しい方でした。エスリン様や私や、オイフェ・・・今のオイフェさんよ・・・と一緒に城の尖塔に登って一緒にお話をしてくださったものよ。」

 「そうなの?でも、かあさまのお話はとても上手だわ。」

 「・・・・ユングウィのお城に帰ってから、母さまのお父さまや・・・・ミデェールに・・・・あらあら、ふふっラナのお父さまに幾度もお話ししているうちに上手になったのでしょう。お父さまもね、星をみるのが大好きだったの。」

 母親のエーディンは元は弓使いウルの血筋であるユングウィ公国の公女であった。戦乱のなか、公国に仕えていた弓騎士ミデェールと結ばれたが、夫はここイザークにエーディンを送り届けた後、しばらくしてイザークでの帝国軍による子供狩りを阻止しようと戦いを続けていく中で命をおとした。エーディンの故国ユングウィはアルヴィス皇帝の門下に下ったエーディンの弟アンドレイの一子スコピオがあとを継ぐ形で実質的にグランベルに支配されている。
 国一番の弓騎士であり、見習い騎士のころからずっと一途にエーディンのことを慕っており、身分を越えて戦乱の中結ばれたという父のことを思い出すとき、母親が憂い顔になることをラナは知っている。だからラナは急いで話題を変えた。

 「この間、私、セリスに春告げ星のことを教えて上げたのだけれど、セリスったらあの星の並び方は花束じゃなくて畑を耕す鍬に見えるんですって。」

 エーディンはくすくす笑った。

 「あらあら、シグルド様も同じことをおっしゃったわ。・・・・セリス様の体にはシグルド様の血が確かに流れていらっしゃる。・・・・純粋でまっすぐな方。・・・・それが・・・今の世に必要なのでしょう・・・・でもそれはセリス様を平穏な日々から戦乱へと誘う血・・・・」

 何時の間にかラナの兄であり父の跡を継いで立派な弓使いに成長しているレスターが二人の後ろに立っていた。

 「母上・・・・夜風は体によくありませんよ。ラナももう中に入ろう。」

 レスターは片足の不自由な母親に肩を貸し、エーディンの仕事場である修道院へと入っていった。

  **********

 のどかで穏やかな日々がここでは過ぎていった。しかし、外の世界では確実に暗黒教団ロプトが勢力をのばし、人々を恐怖のどん底にたたき込んでいるのは明らかだった。シャナン王子は自ら、かつて剣聖オードが使ったという神剣バルムンクを求めて旅立ち、現在の反乱軍の軍師であり戦いにおける中心人物のひとりでもあるオイフェは、レスターとレスターの友人のデルムッドデルムッドと信頼すべき部下を従えて調査に出ていた。

 森でイチゴを摘んできたラナは、自分たちの暮らす小屋の前へ走りこんできた。

 「ほら、ラクチェ!イチゴがこんなにたくさん!」

 ラクチェと呼ばれた少女は剣の素振りを中止して手の甲で額の汗を拭うとラナが得意げに掲げた大きな篭を一瞥した。ラナより三つ上の十八才。そんなに年は違わないが、ラクチェもラクチェの双子の兄のスカサハも自分達はラナの保護者であると認識している。

 「ふうん。今年は豊作だね。」

 「さっそくパイを焼くね。ジャムもつくるわ・・・・あら、ラクチェ、けがしてます。」

 「ああ、これはさっきスカサハと稽古しててかすって・・・・たいしたことない。舐めときゃ治る。」

 「いけませんっ!黴菌が入ったらどうするの!母さまがいってました。小さな傷でもおろそかにしちゃだめだって!」

 ラナは家の中から小さな杖をもってきて呪文を唱えて傷に触れると傷は瞬く間に塞がった。

 「これでいいです。」

 「んっもう、こんなんで貴重な杖つかってちゃ、実戦なんかできないよ。」

 「うん・・・・だけど・・・・ラクチェってすぐ無茶するから心配なんだもの。」

 「あたしは剣聖オードの血をひいてるわ。剣の道をすすむのが運命。」

 「でもね、オード様の血をひいてても怪我をしたら痛いでしょ?」

 身長の高い彼女を心配そうにラナは見上げる。ラクチェは目を細めてラナの頭をそっと撫でた。


 「ラナはラクチェのお嫁さんみたいだね。」

 青い髪をした穏やかな顔の長身の青年がゆっくり歩いてきた。

 「セリス様。」

 ラクチェとラナが同時に会釈するとセリスは戸惑った顔でため息をついた。

 「セリス、でいいのに。ついこの間まで、ラクチェは木刀もって私のことを”この~っセリス、まて~っ”ってやってたろう?ラナだってセリス、もっとごはん食べなきゃいけませんってお小言いってた。ああいうのが私は好きだな。僕らだけのときにはセリスって呼んで欲しい。」

 ラクチェが頭を掻きラナがくすっと笑った。と、高いところから声がした。木に登ってあたりを見ていたラクチェの双子の兄、スカサハが怒鳴っている。

 「村から煙があがっている!襲撃らしい!」

 ラクチェがすっと剣に手をやる。

 「奴ら、いつか動きだすんじゃないかと思っていたら、よりによってシャナン様やオイフェさん達のいないときに!」

 セリスはラクチェの両の肩に手をおいて気を鎮めさせた。

 「彼らにしたら当然のことだ、シャナンやオイフェがいない日を狙うのは。・・・・彼らは待っているんだ。私たちが黙っていられなくなって出ていくのをね。・・・・それが奴らの作戦なんだ。」

 「だからといって!このままでは村のみんなが!迎え討ってついでにガネーシャまで進撃しましょう!」

 木の幹から飛び降りた大柄なスカサハが横に並ぶ。

 「ラクチェ!血気にはやるな!様子を見るんだ。」

 「スカサハ!でも!あんた黙っていられるっていうの!シャナン王子は私たちを子供扱いしてなかなか実戦に加えてくれなかったけどもう十分に修業は積んだ!帝国の役人や夜盗の群れと戦って追い返しもしてきた。」

 スカサハが唇を噛んだ。このようなとき、皆を諌めるのが彼の役どころだ。しかし、このまま手を拱いて見ているのが正しいこととは彼にも思えなかった。

 「判っている。判っている。だけどラクチェ・・・・」

 セリスは首をふった。

 「ラクチェ、スカサハは私のことを心配してくれているんだよ。・・・・彼らは私を捕らえようとして、それだけのために来ているはずだからね。でもね、スカサハ。私はいつかは戦わなくてはいけない運命の上にある。そして今日こそがその日なのだと思う。・・・・ティルナノーグの人々を助けられずに、どうしてグランベルの人々を助けられるというんだ。・・・・行こう。少なくとも私たちにはそれだけの戦う力があるはずだ。シャナンやオイフェから教えられた技と・・・・その他にもたくさんのものが。スカサハ、ラクチェ、いいね、二人とも!」

 ラクチェはセリスに向き合うと首を振った。

 「いけない。セリス様を巻き込むわけには・・・・」

 「あれ、ラクチェまでそんなことを?私だってもう子供じゃない。君たちと一緒に戦う。さあ、行くよ!」

 「はい!」

 若者達は素早く身仕度した。着慣れた防具の金具をしっかりとしめ、腰から剣を下げる。セリスは銀の剣、ラクチェは勇者の剣と呼ばれる軽い剣、スカサハは銀の大剣・・・・
 三人は森の間道を走って村へ向かった。森の中でも何かの焼け焦げる匂いが鼻をつき、村人の悲鳴がかすかに聞こえた。
 自分の走る速度がもどかしく感じる。セリスを守るように先頭にスカサハ、ついでセリス、やや遅れてラクチェ・・・・
 村が見えたとき、セリスはわが目を疑った。つい一日前まで、閑かに人々が行き来していた場所が炎に焼かれている。

 「さあ、言え。皇子はどこにいるんだよ。わかってるんだぜ。この村に光の皇子とおまえ等が呼んでいるガキがときどき来ていたことはな。」

 戦斧を振り上げた数人の男の前に村人が何人か座らされていた。

 「・・・・お前らなどには知っていても教えん・・・一思いに殺せ!」

 次の瞬間、血が噴水のように吹き上がった。

 「はっ、願いは叶えてやったぜ。次はどいつだ。」

 男たちの背後から凛とした声が響いた。

 「私ならここだ!」

 まっすぐに立った青い髪の皇子、横に黒髪のスカサハ。

 「けっ、手間が省けた。のこのこ出てきてくれたぜ。野郎ども!あいつの首をとれば一番手柄だ。」

 セリスは剣を構えた。このような戦は初めてだったが慌てずに突っ込んでくる敵に正面から対峙する。剣の師匠であるシャナンに教えられたとおりにまず、斧を受け流してから踏み込んで横腹を薙ぎ払う。血飛沫が飛ぶ。

 「く・・・・こんなガキに・・・・」

 不思議な感覚だった。人を殺すことへの嫌悪感で心の中は冷えていくのに銀の剣からは暖かなものが流れこんでくる。
 そう、避けて・・・・切り上げるそして次を・・・受け流し・・・・踏み込む!
 瞬く間に五人が彼の前に切り捨てられていた。
 初陣の青年に仲間があっさりとやられたのを見た襲撃者は浮き足立った。シグルドの遺児という名ばかりに違いない・・・・彼らはそう侮っていた。これほどの力がセリスにあろうとは予想だにしていなかったのである。

 「うわーっ!」

 悲鳴でセリスは我に返った。

 「ラクチェーッ!」

 返り血で真っ赤に染まったスカサハが妹の声の方に急ぐ。そこには大剣を構えた大男とラクチェが相対していた。ラクチェは怒りの形相で男を睨んでいたが今にも泣きだしそうだった。男の足元には裸の少女が短剣を胸に突き立てて絶命していた。辱められたのか抵抗のあとが生々しい。

 「よくも・・・・よくも・・・・この子は・・・・この子は明るい優しい子だった。その子がどうして自分で命を断たなきゃいけなかった!?この!この!悪魔!」

 「ラクチェ!落ち着け!」

 スカサハが間に入る前にラクチェはいささか無理な間合いで男に切り付けていた。

 「馬鹿!」

 男はラクチェの剣を受け流して彼女の左肩をぐさりと抉った。

 「こんの野郎!」

 スカサハが連続して銀の大剣を繰り出し、やがて敵を屠った。

 「あ・・・・」

 倒れたままスカサハの戦いを見ていたラクチェは左肩の血に濡れて冷たい感触が正常に戻っていくのを感じた。見上げると、見慣れた金髪の少女が杖を掲げて一心に祈っている。

 「ラナ!駄目!あなたは戦いに出ちゃ駄目よ!」

 「ラクチェ、私もじっとなんかしてられない。私が居れば助けられる人がきっといる・・・・」

 言いながら、ラナの体は小刻みに震えていた。何人の治療をしたのだろう。白いローブは所々血で汚れている。ラクチェは起き上がるとラナの髪をそっと撫でた。

 「わかった。わたし、ガンガン怪我するからね。ラナに治してもらうんだから、あんた、生き残ってなけりゃだめよ。じゃ、あたしいくね。スカサハ!行くわよ!」

 村の入り口の方が騒がしくなった。

 「新手か?」

 セリスが眉をひそめた。が、それはすぐに笑顔に変わった。手槍を構えて馬に乗ってやってくるのはオイフェの姿だ。その後ろからレスターとデルムッドもやってくる。更に近隣からの援軍の到着で瞬く間に火は鎮火され、襲撃者は村から排除された。

 「セリス様!よくご無事で!」

 オイフェがひらりと馬を降りてセリスの横に立った。
 セリスは深々と頭を下げた。

 「済まない。オイフェの留守に勝手な行動をとって・・・」

 デルムッドはゴツンとスカサハの頭を殴った。

 「いたっ!」

 「まったく、お前がとめないからこんなことに・・・・」

 セリスは首を振った。

 「いや、デルムッド、スカサハのせいじゃない。僕がすべてはじめたことなのだ。村の人々が僕ひとりのために命を落としていくのを静観などできなかった。・・・・いつか始まることだったが・・・・僕は、私はとうとう始めてしまったのだね。バーハラへと・・・・アルヴィス皇帝のもとへ続く道への行軍を・・・・」

 オイフェがいたわるようにセリスの肩に手を置く。

 「いいえ、皇子のなさったことは正しいことです。・・・・シグルド様がここにいらしたら同じことをなさったでしょう。・・・・・ただ、あなたの命は他のものと同じ重さではない。それは承知していただかないと。」

 セリスは首をふった。

 「・・・・・・・戦略としてはそうかもしれないが、命の重さなど本来比較できるものではない。・・・・・・私はオイフェ、あなた自身からそう教えられて育ってきたはずだ。」

 軍師は無言だった。

 「・・・・・みんな、村人を広場に集めてくれ。怪我人は集会所で手当てを・・・・」

 セリスはすぐに、死者を悼み、生存者にねぎらいの言葉をかけた。そしてまた、この日、この地から帝国への反乱が始まることを告げ、それは歓声をもって人々に迎えられた。



 「オイフェ・・・・よかっただろうか。今ので・・・・」

 集会所の裏手でセリスは軍師に向かって呟いた。

 「人々はこの日を心待ちにしていたのです・・・・・セリス様・・・・あなた・・・光の皇子が立ち上がる日を・・・・」

 「ああ・・・・そうだね。私自身もこの日を待っていたはずなのだね・・・ただ・・・今日は少し・・・・・・疲れ・・・・」

 オイフェの胸にセリスの体が倒れこんだ。肩が、膝が小刻みに震えている。

 初めて人を殺したのだ。
 その日のうちに軍の盟主となり、果てしない戦いを始めると決断したのだった。

 オイフェは気遣うまわりのもの達を制して自ら皇子を抱き上げ、そっと寝台へ横たえた。



 その翌日、いよいよ開放軍の決起ということで近隣からの志願兵も集まり湧きに湧く村の中をレスターとラナの兄妹が歩いていた。

 「ラナ、どうしても行くのか。はっきりいって兄さんはお前には母上と一緒にここに留まっていて欲しいんだよ。」

 小柄な妹の肩に手を置き、弓の名手はもう何度か繰り返した言葉を投げかけた。

 「・・・・兄様、母さまはおっしゃいました。このイザークの人々のお陰で私たちは今日まで生きて来られたのだから、イザークの人に恩返しをしなくてはなりませんって・・・・私、がんばる。がんばって一人でもたくさんの怪我人を助ける。それに・・・・」

 レスターは黙り込んだ妹の頭をぽんぽんと叩いた。

 「それに・・・セリス、いや、セリス様が心配・・・・か?」

 ラナはこくん、と頷いた。この優しい少女は共に育ったセリスの強さも弱さもよく知っていた。・・・・そして彼のことを何人にも代えがたく思っていた。

 「・・・お前の気持ちはわかってる。ずっと一緒に育ったんだからな。ただ・・・・。」

 「・・・・兄様、私はただ少しでも役にたちたいの。・・・・兄さまやセリス・・・・様やラクチェやスカサハやデルムッドさん達と。ね、兄さま、ラナはみんながいればいつも元気でいられますから。・・・・兄さまが思っていることとは少し違うと思います。・・・・・・私は綺麗でもないし、そんなことより大切なことがいっぱいいっぱいあります。」

 レスターは微笑んだ。確かにラクチェのような見るからにキラキラした美しさを妹はもってはいない。だが、こんなに優しい笑顔をもっている。

 「・・・・わかった。一緒にいこう。母上には二人で話をしにいこうね。気をつけろよ。兄さんは騎馬隊で前線に出てしまうことが多いからな。あぶないと思ったらすぐに引け。シスターは戦うことが仕事じゃないんだからな。治す事、癒すことが仕事。いいね。」

 「はい。」


 と、こちらの兄妹がしっとり話をしているころ、ラクチェとスカサハの双子の兄妹は剣の手入れをしながら口喧嘩していた。

 「・・・・ったく、無茶するやつだな。お前は。命がいくつあってもたりないぞ。」

 「またお前よばわりする!スカサハと私は同じ年だぞ!」

 「そんな言い方はないだろう!・・・・・ったく・・・・シャナン様が、”ラクチェの気の強いところはお前達の母親のアイラそっくりだ”といってらしたが、母上はほんとうにこんなに気が強かったのかと俺、考えてしまうな。・・・・・ふう、こんなじゃじゃ馬のどこが気に入ってるんだろう、あの斧馬鹿兄弟は・・・・」

 ラクチェが息巻いた。

 「あいつらの話はするな!あたしはなんとも思ってないのよッ!」

 「・・・・しかし、あいつらの方はお前にご執心のようだが。」

 「ったく!あいつらの血筋はどうにかしてる!あのドズル家の斧馬鹿は・・・・」

 スカサハは癖のある黒髪をかき回しながら呟いた。

 「・・・・ラクチェ。俺達の父上はあの斧馬鹿兄弟の父親の弟のレックス ランゴバルト フォン ドズルだぞ。要するに、あの斧馬鹿は俺達の従兄だし俺達に流れている血の一部はあいつらに流れているドズルの血と同じだ。」

 「・・・・」

 「ま、いいか。それより・・・・ラクチェ・・・・しっかりしろよ。死んだ子も、お前によりよく生きて欲しいと願っているに違いない・・・・だから・・・・少しは泣いてもいいけど、くじけるなよ・・・・おれにがちゃがちゃ言うことで少しでも気が紛れるならいくらでも言っていいぞ。な。」

 ラクチェは図星をさされてはっとし、ゆっくりと頷いた。何でも話すことができるのはセリスでもラナでもなくこのスカサハだけなのだから。



 斧馬鹿兄弟とスカサハに言われたのは、リボー城主ダナンの次男と三男であるヨハンとヨハルヴァのことである。この二人、帝国側の人間であるのは間違いない。ダナンにそれぞれ城を与えられてこの地を統治してもいる。しかし、ダナンが、帝国にへつらう上に私利私欲をこやさんと重税に重税を重ね、帝都からの達し通りに子供狩りを行なっているのにたいし、この二人は領主としてそれなりの税を取るものの子供狩りだけは決して行なわないのであった。
 父親のの叱責に対し、ヨハンは”はあ、元来狩りというものは不得手で”とよくわからない返事をし、ヨハルヴァは”そんな面倒くせえことやってられるかよ”と突っぱねていた。前者を”ドズルの昼行灯”後者を”ドズルの猪”とはよく言ったものだ。
 ラクチェはこの二人をよく知っている。ヨハンもヨハルヴァもダナン王がイザークの娘を無理遣り自分の物とし、その結果生まれた子供である。王妃や側室たちの皇子が相次いで病気でなくなりダナンが二人を呼び寄せるまではこの二人の兄弟はイザークの村で育ったのだった。
 近隣の村々から人々が集まって行なわれる収穫祭の時、一緒に来ていたスカサハとはぐれたラクチェは一人で祭りの会場を歩いていた。と、少し年上の少年から声をかけられた。目付きの鋭い乱暴なものいいの少年だったが、あっけらかんと“俺と一緒に回らないか”と誘われて、ラクチェは妙に可笑しくなって吹き出したことを覚えている。丁重に断ってその場を離れて歩きだしたとき、どすんとぶつかってきたのがかなり年上のヨハンだった。こちらは頭を掻いて謝った以外何も言わなかったものの、ラクチェの顔をじっと見つめてきて気味が悪かったことを覚えている。その日以来ラクチェは二人によく出くわした。それがどうやら自分に会いにきているのだと気付いたのはしばらくたってからだったが、その間に何回か会って話をしたことはある。ラクチェがセリスに組するものだとわかってからはさすがにやってこなくなったが、それまではスカサハが呆れるほど頻繁に通ってきていたものだった。ラクチェは怒って、こんなことをするくらいなら、暮らしに苦しむ自分の領民に麦の一袋でも送ってやれと怒鳴り散らし、父親のダナンやその長兄のブリアンや帝国の非道を挙げ、あなたたちはそれを諌めようとはしないのかと非難した。するとヨハルヴァは”俺の心は領民のものではなくひとまずはラクチェのものだ。そこのところを忘れないでくれ。”と顔を赤くしていい、ヨハンの方は”う~ん、怒った顔もまた美しい”とまたわけのわからないことをいって一人でうんうん頷いていた。

 どちらにしてもラクチェはこの二人がどちらも大嫌いだったのであった。

 そのころ、まさにその二人に、父親のダナンから密使が派遣されていた。命令は共通していた。
 “全部隊を出撃させ、ガネーシャ城のハロルド将軍と合流し、反乱軍を討ち、セリスの首を取れ。”
 ソファラ城のヨハルヴァは恭しく差し出された命令書に目を通すと面倒臭そうにぐしゃりと丸めて懐に突っ込んだ。

 「ラクチェと戦えっていうのか?気に入らねえが・・・・ここは従うほかはなさそうだな・・・・野郎ども、出撃の準備だ。」

 もともとはイザーク王家の城、イザーク城を任されているヨハンは命令を読むと眉をひそめて書面をきっちりと巻いて渡されたときのように筒にしまった。

 「はあ・・・・やっかいなことになったなあ。」

 間の抜けた言葉だが、まわりの兵士たちは緊張して次の言葉を待っていた。

 「しかたない・・・・いつかは斧を交えねばならないと覚悟はしていたが・・・・みんな、行きますよ。」

 しかし、この兄弟がハロルド将軍と合流することはなかった。ブリアンの予想を遥かに上回る破竹の勢いで進軍を続けたセリスの軍は彼らが出陣する頃にはガネーシャ城を制圧していたのである。



 「ラナ!」

 弓を持ち、矢筒を負ったままの格好でレスターがガネーシャ城内で怪我人の治療をする妹のところにやってきたときには、ひとまずの祝杯をあげる宴が始まっていた。

 「兄さま、怪我はない?」

 白いスカーフで髪を押さえ甲斐甲斐しく怪我人の世話をしていたラナは小走りに兄の前にやってきた。

 「ああ、この通り。」

 よかった、と愛情こめて妹を抱擁するレスターを見て、一緒に入ってきた騎馬隊のデルムッドがちょっとむくれた。

 「はああ、お前はいいよな。優しい妹がそばにいて。うらやましいぞ。孤独な俺には少々悲しいものがあるぞぉ。はあああ。」

 デルムッドはセリスの父親シグルドの軍に従軍していた両親のもとに生まれ、物心つかないうちにレスターやスカサハ兄妹とともにここイザークまで、オイフェとシャナンによって逃れてきたのだ。両親は消息不明、風の便りにナンナという妹がここから遠く離れたレンスター王国に身を寄せていると聞いたがそれも定かではない。おどけたように軽口をいっているが、デルムッドの淋しさは親友のレスターが一番よくわかっていた。
 レスターの眼差しが友を気遣うような光を帯びたのに気付いたデルムッドはラナの方を向いて笑った。

 「もっともさ、ナンナだってきっと優しい子さ。なんたって俺の妹なんだからな。・・・・さて、ラナ、謁見の間に来てくれとさ。」

 「?何でしょう。」

 「俺にもよくはわからないけど、聖戦士の血をひくものはみんな呼ばれているらしい。なんでもおれ達にとって大切な人がきたってことだ。」


 ラナが仕事を切り上げて兄とともに謁見の間にいくと、大きなテーブルが引き出されており、その中央に吟遊詩人の衣装に身を包んだ緑の髪のすらりとした男性が腰掛けていた。その横にオイフェがすっと立ち、セリスが恭しく一礼していた。男性は苦笑した。

 「こういう堅苦しいのはどうも好かんオイフェ、ざっくばらんにいこう。」


 「あの方・・・・レヴィンさま?」

 長身の兄に呼び掛けるとレスターは黙って頷いた。 シグルドと共に先の戦を戦い抜き、そして生き残った風使いセティの血筋、風の魔法フォルセティの継承者にして、今は滅びてしまったシレジアの王であるべき男・・・・
 セリスはレヴィンに椅子を勧められ、また一礼すると座った。

 「レヴィン王、私は。」

 風の魔道士はすうっと目を細くした。

 「私はもう王などではない。シレジア王国は母上と共に誇りをもったまま滅びたのだ。今の私は昔と同じ、ただの間抜けな吟遊詩人。二度と王などといってはくれるな。」

 「あ、はい。すみません。」

 素直にあやまるセリスにレヴィンは笑顔を見せた。

 「全く聖戦士バルドの家系はみなすぐに謝る奴ばかりだな。シグルドも初めに出会ったとき、“こんなところで戦をしたら近隣の住民に迷惑だからすぐに出ていけ”といったら、“すまん、悪いことをした、考えてみる”と真顔でいったものだ。・・・・何をぽかんとしている?お前はこの軍の盟主だ。もっと堂々としていろ。・・・・今の私には以前のような魔力は備わっていない。フォルセティの魔道書も息子に譲ってしまったしな・・・・せいぜい諸国を巡って情報を流したり集めたりするくらいが関の山だ・・・・諸国民は開放軍の決起を歓迎している。バラバラに起きていた小さな蜂起ははっきりとした組織を成すようになり、それらはセリス、お前の軍に交わるべく待機しているぞ。そしてイザーク全土からこの地をめざして志願兵が武器を手に結集してきつつある。・・・・・お前は希望・・・・この世界に生きるものの希望なのだ。」

 レヴィンはぐるりと部屋を見渡した。すべての者を知っているはずはないのだが、聖戦士たちの血をひく若者はみな、彼が真剣な眼差しで何事か語りかけるように自分たちに目を止めたのがわかった。

 「オイフェ、・・・・リボー城までどう進める?」

 「はい・・・・」

 口髭など生やしていても、昔世話になったレヴィンの前では少年の日々を思い出さずにはいられない。オイフェは昔シグルドの前でもこうやったのだと思い起しながら地図を広げ戦況を分析した。

 「リボー城のブリアンは優秀な斧使いですが、城攻めは難しいものではありません。むしろ、彼の腹心であるシュミット将軍率いる斧騎士隊をどう処理するかが要点でしょう。おそらくはこの街道が崖で狭まった地点に軍を集結させ総攻撃をしかけてくるものと思われます。いくら斧の攻撃力が大きい割には当たりにくいとはいえ、戦い慣れていない我が軍にとっては思わぬ不覚をとるもとになります。更に、ダナンの息子たちが戦いにどう絡んでくるかということになると、これが容易に予想できません。昼行灯と名高いヨハンはともかくヨハルヴァはダナン以上の斧使いという噂ですし。・・・・シュミット隊と同時に二人の軍と衝突することだけは避けねばなりません。城を制圧した余勢をかって攻め込みたいところですが、ここは南の平原でヨハンとヨハルヴァ兄弟の出方を見るべきでしょう。」

 レヴィンは目を閉じて聞いていたが大きく頷いた。

 「相変わらず冷静だな。・・・・セリスにも戦略のたて方を伝えてやってくれ。・・・・」

 レヴィンはそれから、自分が調べてきた諸国の様子をそこにいるすべての者に伝え、進軍にあたっての注意を述べた。そして自ら席を立ち、聖戦士の血をひくもの一人一人と握手をかわした。錯覚なのだろうがそのとき、握った手から力が流れこんでくるような気がした。席に戻るとレヴィンは言った。

 「セリス、一つ頼みがあるのだが・・・」

 「はい。何でしょう?」

 レヴィンは部屋の奥にむかって合図をした。

 「ユリア・・・・来なさい。」

すると紫水晶の髪をしたラナと同じくらいの年の少女がゆっくりと歩んできた。体付きは華奢で薄紫の瞳には深い悲しみの色を湛えていた。

 「この子は私が旅をしていた途中、倒れていたのを助けたのだ。ユリアという名前以外何もわからん。なにか大きな衝撃を受けたらしく記憶がないのだ。身寄りを探したが誰もなく、連れ歩いていたが、これからの私の旅には危険すぎる。・・・・セリス、しばらくこの子を預かってくれ。・・・セリス?」

 セリスはじっと少女を見つめていた。何か、強い感情が沸き起ってくる。懐かしいような、切ないような・・・・・少女もまた、その憂いを帯びた眼差しをセリスに向け驚いたように瞳を大きくしていた。

 「セリス?」

 「あ、レヴィン様、わかりました。この子はきっと守ってみせます。しかし、レヴィン様はどちらにいらっしゃるのですか?」

 「私はレンスターに行く。再び会うときにこのイザークが鎮まっていることを祈っている。ではな、・・・・ユリア。」

 レヴィンはユリアの髪を優しく撫でるとすっと立ち上がり、セリスに会釈してから歩きだした。オイフェがその姿を見送る。

 「相変わらず風のような方だ・・・・」

 少し微笑みながらオイフェが振り返るとセリスが少し身を屈めてユリアの顔を覗き込んでいた。

 「ユリア、といったね。心細いだろうけど心配はいらないよ。僕達が君を守ってあげるからね・・・・といってもまだそんなに強くはないのだけれど・・・・そう、君のことも皆のことも、父上のように強くなって守るから。」

 青い髪をかきあげながら笑うセリスにユリアは初めて小さな微笑みを返した。

 「ありがとうございます。セリス様。」

 その透き通ったかぼそい声を聞いてますますセリスは不思議な気持ちになった。

 ”・・・・何故だろう。この子とはどこかで会ったような気がする。”

 見つめあっている二人を見て、デルムッドが横合いのレスターの脇腹を突いた。

 ”おい、大丈夫か?”
 ”何がだ?”
 ”あの子にセリス様一目惚れのようだぜ。”
 ”えっ?・・・・”

 そりゃ・・・・とレスターが妹を見ると、兄の心配をよそにラナはにっこり微笑んでいた。
 セリスはユリアの顔の向こうにラナのにこにこ顔を見付けると自分もにっこり笑った。

 「ラナ、ユリアを君と一緒の部屋で休ませてあげてくれないか?」

 ラナは期待していたとおりのセリスの言葉に、回復の杖をきゅっと抱き締めて”はいっ”と元気のよい返事をした。その姿にレスターは妹はとても淋しかったのだと合点した。まわりのものは良くしてくれるが、知り合いは皆前線で戦っている。後方で自分たちの身を案じながら待っているのはとてもつらいことだろう。ユリアもこの金髪の可愛らしいシスターに手をひかれると、少女らしい柔らかな表情が少しだけ戻った。ラナは入り口の大扉のところでぺこりとおじぎをすると宿舎となっている部屋へとユリアを連れていった。

 「ラナに任せておけば大丈夫のようだね。・・・・スカサハ。」

 「はい!」

 「ラナだけで困るようなことがあったらスカサハが力になってやってくれ。私がいつも見ているわけにはいかないからね。」

 「はあ、でも俺、いつもは前線に出てて・・・・それに相手は女の子ですしずうっとというわけには・・・・」

 ラクチェがどつく。

 「四六時中くっついてろってことじゃないわ。村であたしたちがラナに接していたようにしろってこと。ね、セリス様。・・・ったくわかってないんだから。」

 気の強い妹にやりこめられるスカサハを見て一同笑った。セリスは微笑みながら、次に待っているだろうドズルの斧兄弟との戦闘に思いを馳せていた。

 偵察隊がドズル兄弟の進軍を報せてすぐ、セリス軍はガネーシャの城から出兵した。ヨハンの軍は騎馬隊、ヨハルヴァは歩兵隊が主力だが弟の軍のほうがよりガネーシャに近く、このままでは二つの部隊を一時に相手にすることになる。不幸中の幸いは、シュミット隊が城下でおこったという騒乱を処理するためにリボー城の警備についておりここにはこないということだった。
 足回りのよいヨハン隊をどう食い止めるか、腕力のある戦士をそろえたヨハルヴァ隊からの被害をいかに少なくするか悩んだ結果、オイフェは自らの率いる騎馬隊をヨハンにぶつけ、あとのものたちをヨハルヴァ軍制圧にすべて投入することにした。もちろんヨハン軍を彼の隊だけで壊滅させる気はない。あわよくば数を減らしておき、本隊がヨハルヴァを討って合流してから本総攻撃をかける作戦である。

 出陣の前、ラクチェはイライラしていた。自分を悩ませた斧馬鹿兄弟だが、こうなってみるとあの二人は根っからの悪人ではないように思えてきた。直情型のヨハルヴァも何を考えているかわからないヨハンも子供狩りはしていない。それに自分は彼らを好いてはいないが、彼らの彼女に寄せる好意が本当のものだとすれば、人を大切に思う人間らしい心はもっていることの証ではないか?
 そんな心の揺れをよそに伝令が新しい情報を持ってきた。ヨハン隊はまっすぐガネーシャ城に向かわず、まずヨハルヴァの隊をめざしているという。合流し、総攻撃をかけるつもりなのだろう。
 オイフェは直ぐ様作戦を練りなおし、すべての騎馬隊を全力疾走させて突っ込ませた。敵軍に出くわしたら反転し、遅れてくる味方の歩兵隊と共におそらくは追ってくるだろうヨハン隊を討とうというものだ。弓騎士隊所属のレスター、騎馬隊のデルムッドが遠ざかっていくのを見ながら、ラクチェ達も無理のない程度に進軍する。

 「遅いな・・・・」

 銀の剣のつかに手をやりセリスは遠くを見やった。

 「騎馬隊がまだ引き返してこないとは・・・」

 「セリス様、まさか、敵に・・・・」

 「いいや、オイフェに限って転身の機微を見誤るはずがない。なにか別の理由があるはずだ。」

 少しすると味方の馬群が見えてきた。セリスのもとにオイフェが馬を返してやってくる。

 「オイフェ、これは一体・・・・」

 「私にも何がなにやら・・・・」

 オイフェの指差す先には兄弟同士向かい合ったまま微動だにしないヨハンとヨハルヴァの軍があった



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引用:
原帖由 马甲雷 于 2012-5-1 21:12 发表



ht ...
要是能象罗德岛小说一样,将FE的故事小说化甚至动画化,就好了

FE小说漫画是不是以同人外传性质的居多?与游戏有关的不多吧?FE似乎有动画短片,但绝对不可能是长篇。。。


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信雷帝,得火纹。

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大泽美月的系谱漫画算是得到官方授权的,可以一定意义上视为半官方的漫画作品。

而小说之类目前还没有成体系的。因为系谱的特殊性,要出完全版的小说非常不现实。

目前FE的动画是由KSS在1995~1996年制作的两话OVA。分别是《阿里达亚王子》和《红战士》

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少女漫画风..................

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雷帝的重要性在这个时候显示出来了

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雷帝!我要外传复刻!

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雷帝这时候才价值闪光啊。

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这帖杠神不进来搅搅?

PS:雷帝对火纹的研究没的说,真饭。

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@rsizkok mark

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支持泪滴。真饭啊。觉醒评测什么时候出来?期待。

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引用:
原帖由 马甲雷 于 2012-5-1 20:31 发表
一个日站的老资料也许能帮助楼主了解一下FE世界观的形成,这段资料主要是描述尤古多拉尔大陆的历史,但其中加雷出生一节则提到了尤古多拉尔大陆和阿嘉尼亚大陆之间的关系:

—————————————————— ...
这是日站上的?不是火花一帮人编出来的?

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引用:
原帖由 authurzhen 于 2012-5-2 01:18 AM 发表

这是日站上的?不是火花一帮人编出来的?
我在日站上看到过相类似的文章,这是七爷的资料。

火花上那个是我和桂木等人给事典编写的。

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LADY 真BANG

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